でぼの巣製作所のタイトル第1弾は、二人の巫女さんが妖怪渦巻くダンジョンに挑戦するローグ型(※)RPG。森、洞窟など多彩なステージは潜るたびにマップやアイテムの配置が自動生成され、同じ展開になることはありません。


※ローグとは?
1981年に作られた、世界最初のRPGの一つです。当時は凝ったグラフィックなどはなくダンジョンやモンスターもテキスト文字で表現されていましたが、毎回ダンジョンを自動生成するシステムは画期的なものでした。このシステムはその後、ディアブロシリーズや不思議のダンジョンシリーズなどに発展していきます。


ゲーム中、プレイヤーは二人のキャラクターを切り替えて使用します(序盤ではどちらか一人のみ使用します)。 嵐山いぶきは近接アタッカーで、高い攻撃力と防御力を誇ります。 対して雷道なずなはテクニカルファイター。攻撃、防御ともいぶきに劣りますが、2マス離れたところから攻撃でき、さらに貫通能力もあります。


冒険の舞台となるダンジョンは毎回ランダムで生成され、マップはもちろん敵やアイテム、罠の配置まで同じになることはありません。また開始時点では何もなく、移動するにつれてマップが書き込まれていくため探索の気分を十分に味わえます。マップ表示は3段階に変更可能です(画面は最大表示)。


本作では通常のRPGと同様、敵と戦い続けることで経験値を貯めレベルアップしますが、町に戻るとレベル1に戻されてしまいます(イージーモードを除く)。そのため、いかに強力なアイテムを入手、あるいは精錬して作り上げるかがゲームを有利に進めるコツになります。 もちろん、ダンジョンの奥に行くほどレアなアイテムが出現するようになります。


難易度はゲーム序盤で3段階に設定できます(ゲーム途中で変更も可能です)。イージーモードは誰でも簡単にクリアできるでしょう。でも、ローグライクRPGの醍醐味を楽しみたいなら、ノーマル以上でプレイすることを強くお奨めします。 なお、ノーマル、ハードでは戦闘不能にならなくても町に帰ればレベル1に戻ります。


キャラクタは成長すると固有の技を会得して行きます。技の使用には気力の消費が必要ですが、ピンチの時には大いに助けになってくれるでしょう。覚えた技や気力は、町に戻ってもそのまま維持されます。


全5ステージには、それぞれ屈強なボスが奥で待ち構えています。見事倒すことが出来れば、次回からそのステージにショートカットできるようになります。装備と戦術さえしっかりしていればレベル1でも何とか戦えますし、得られる経験値も多いので、みるみるレベルも上がっていくでしょう。



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