イギリス取材記(6)カンタベリー大聖堂2

2012年4月20日 by 「あ」の人

随分とご無沙汰になってしまい申し訳ありません。
さて、いよいよカンタベリー寺院に入ります。

その前にちょっと嬉しいお話。
前にロンドン観光バスでもちょろっと出ていましたが、イギリスにおける著名な観光地はかなりの場所で日本語対応です。
ここカンタベリー寺院もオフィシャルガイドを数カ国語で用意しており、もちろん日本語版もあります。

右がオフィシャルガイド日本語版

左は、もうちょっと詳しい本も欲しいよねと思い、英語なら何とかなるだろうと合わせて買ったものです。良く見たらドイツ語です。本当に有り難うございました。

Canterbury Cathedral 公式サイト(多言語自動翻訳付き)
http://www.canterbury-cathedral.org/

余談ですが、北海道に行った時やここ大阪の心斎橋筋でも、日本人の方が少ないんじゃないかと思うくらい周りからは中国語や韓国語の会話ばかり聞こえて来ます。逆にここイギリスでは、東洋人を見かけたら少なくとも気が付いた範囲では全て日本人でした。中国語や韓国語のガイドブックまで網羅する観光地もありましたが、それでいて日本語がないところは一つも無かったことといい、地球の裏側ながら親近感を感じるエピソードでした。

さて、気を取り直して中に入りましょう。

なんてこと無い路地に紛れるように小さな入り口があります。
良く見たら隣にスタバくっついてるし…。

でも装飾とかやっぱり尋常じゃありません。
並ぶ紋章は、恐らくこの寺院の建立に力を貸した方々ではないかと思われます。
まあ、真ん中は恐らくイギリス王室のものですけど。

入ってすぐのところで正面からパチリ。
この画像を覚えておいて下さい。天気悪いです。
右手の方は工事中でした。

見上げます。
もうため息しか出て来ません。

もったいぶってないで中に入りますね。
しかし改めて見直すと、この入り口周りも大概ですねぇ。

 

ドン!!

 

 

ドドーン!

 

 

オフゥ・・

 

西洋建築の洗礼終わり。
入ってすぐ正面で先に召喚したガイドブックや色んなグッズを販売していたので、そこで頭を冷やします。

では、外周に沿って回ってみましょうか。

外周を始めとしていたるところにこのような石棺がおかれています。はい、お墓ですよ。恐らく中の人も眠っています。

寺院の修道士や大司教など、特に貢献された方々がこういった栄誉を受けられたのでしょう。そこには、お墓という陰鬱さのようなものはありません。
この時はこれしか気付かなかったのですが、この後色んな寺院を訪れるとこういった石棺だけでなく壁、床などいたるところに墓碑が刻まれていたりします。壁はともかく、床は上を歩いちゃっていいんだろうかと思いました。

途中、わきの柱にちょっとしたお立ち台が。
マイクが置いてあるので、恐らく修道士さんがここで周りを見ながら案内を流すのでしょう。

お墓だけでなく、壁を埋め尽くす勢いでモニュメントなどが並んでいます。

隙間なんてありません。

礼拝堂の横(左)を抜け、さらに奥へと足を進めます。

少し上がり奥に向かう階段と、地下に降りる階段。

ここにもお墓。第96代の大主教様のようです

ランドル・デイヴィッドソン – Wikipedia

おや、外に出られるのでしょうか。ちょっといい空気を吸いに行きましょう。

 

猫キター!

 

にゃーん。

どうやら、ここで飼われている子のようです。人なつっこくて、綺麗な毛並みですねー‥‥が、私は別の場所にいて気付きませんでした。一生の不覚!!

名残惜しいですが、猫に別れを告げて先に進みます。‥‥って言うか4枚も載せてる辺り未練タラタラですね。

中庭に出ました。
‥‥中央に見えるのって、やっぱりお墓なんでしょうねぇ。

昨日訪れたレイコック寺院と似てますね。

天井を埋め尽くす紋章は、いずれもこの寺院に関係する国家や領地、家のものなのでしょう。

そろそろ中に戻り、次に進みましょう。
見事なステンドグラス!!
しかし残念ながら、ステンドグラスのあるところは大半が工事中で無粋な鉄骨が影を落としていました。

これで屋内ですよ。もう、ふざけんなという感じです。

ここは聖職者達が集まって会議をするところでしょうか‥‥と思ったらガイドブックによると聖歌隊席 だそうです。

あちこちに、恐らく目的別と思われる小さな間取りが多数あります。

最後に、地下の祭室へ。ここは我々のように訪れた人が祈りを捧げる場で、撮影禁止です。撮っちゃダメというより、人が静かに祈りを捧げているところでフラッシュを焚いたりシャッター音を響かせたりしたら、そりゃ怒られます。

では、この後の旅の安全でも祈りましょうか。
たくさん並んだ未使用の蝋燭と募金箱。ふむふむ、ここで思い思いに募金をして蝋燭に火を灯し、祭壇に捧げるのですね。なんか日本の寺院でも似たようなシステムがありますが、効率性の追求は宗教の壁すら越えるのでしょうか。

‥‥おや、募金箱に見たことのある記号が。

 

£ € $ ¥

 

円もオッケーですか!
ちなみに、左からポンド(イギリス通貨)、ユーロ(ユーロ圏通貨)、言わずと知れたドル、そして日本円です。
東の果てから参りましたということをアピールすべく、百円をチャリン。
パンパンと二拍して一礼‥‥いえいえ、そんなことしません。
心の中でしましたけど。

一通り見終えて外に出たら‥‥何と、雲一つ無い青空が広がっているでは無いですか。
この季節のイギリスで天気に恵まれるなんて、昨日のカッスルクームでの寄進が効いたのでしょうか。

来る時に通った道も心なしか賑やかさを増し、 ストリートミュージシャンなんかも出ていました。

数え切れないほどの写真素材を手にし、意気揚々とロンドンに帰還です。

本日のお仕事はここまで。
夜はロイヤル・フェスティバル・ホールで音楽鑑賞としゃれ込む予定だったのですが、少し時間があるので現地まで観光を兼ねて歩いて向かいます。

日没直後のバッキンガム宮殿。
さすがに暗くなりすぎていますので、ここは明るい時間に再度訪れることにしました。

アドミラルゲート。どんな由来から名付けられたのでしょうか。

シャーロック・ホームズ(笑)

ロンドンの警察官は馬で巡回する!!

テムズ川の上にて。世界最大の大観覧車ロンドン・アイから、国会議事堂と時計塔まで一望。

なんか、屋形船の並ぶ隅田川を思い出します。美しい‥‥。

ロイヤル・フェスティバル・ホール到着。
本日の演目はロンドンフィル&エサ・ペッカ・サロネン指揮によるベートーベン交響曲第5番「運命」他。サロネンのCDは持ってますが生で見るのは初めてだった上に素晴らしい演奏だったので、付き合わされた他のスタッフに申し訳ないと思いつつかなり浮かれてしまいました。

身体に音楽が染み込む、と言うのを聞いたことがありますがそのせいでしょうか、この晩はホテルでぐっすりと眠れました。

しかし、かなり絞ったつもりでしたが随分たくさんになってしまいました。重かったら申し訳ありません。

さて、明日は今回一番注目していた目的地、ロンドン塔です。
そしてついにフィッシュ&チップスが!(そこじゃない?)

 

「花散る都と竜の巫女」床貼りポスター@トレーダーPCゲーム館様

2012年4月5日 by 「あ」の人

イギリス取材記がずいぶんご無沙汰になっておりますがご容赦ください(誰も待ってない?)。 明日が「花散る都と竜の巫女」のマスターアップなんですよ(;´ρ`)。

そんなドタバタしてる中、トレーダーPCゲーム館様の床貼りポスターの写真が届きました。わざわざ撮ってきてくださった流通様に感謝!

マットが見えると言うことは、入り口なのでしょうか…?

そうそう、お宅拝見のテストもしてるのでたまに変な画像が上がってるかもですよ。残念ながらバージョンチェックをしてるため現行の「花咲く乙女と恋の魔導書」では見ることは出来ませんが、「花散る都と竜の巫女」発売と同時にバージョンアップして相互にセーブデータを行き来させることが可能になります。

ともあれ、明日は無事マスターアップ報告できますように。

 

イギリス取材記(5)カンタベリー大聖堂1

2012年3月23日 by 「あ」の人

イギリス取材記2日目は、カンタベリー大聖堂です。
まずは地下鉄でビクトリア(Victoria)駅まで移動。

大変見応えのある駅舎と思われますが、残念ながら改修中でした。
こういった風景はかなりあちこちで見かけましたが、恐らくは夏に開催されるオリンピックへ向けてのことなのでしょう。

wikiによれば、ここはオリエント急行の始発駅でもあるのだそうですね。

移動中に見かけたロンドンバスツアーの看板。日本語も対応!?

興味を示していたら、ちょうどそのバスが通過。2階の展望席から見下ろす風景は最高でしょうね。

日本語対応と言うからには、恐らく音声ガイドが付くのでは無いかと思われます。この後多くの施設で御世話になるのですが、ヘッドホンとテンキーの付いた小さな機器で番号を入力すると対応する説明を各国語で流してくれるという優れものです。

ラムズゲート(Ramsgate)行きの列車に乗り込みます。実際には途中のフェイバーシャム(Faversham)で降り、海峡で有名なドーバー方面への列車に乗り換えます。

昨日とはまったく逆方向(東)ですが、美しい田園風景が続きます。

カンタベリー(Canterbury East)到着。では、ここから地図も交えながら大聖堂へと向かいましょう。実際に通ったルートとは違うかも知れませんが、ここから掲載する写真と見比べてみて下さい。

地図ではぐるっと回っていますが、実際は陸橋ですぐ北に見える Dane John Gardens に入っています。

陸橋の上から、東向き。北側のエリアがぐるっと城壁に囲まれているのが、地図からもわかりますでしょうか。

途中にこの城壁に関する説明がありました。3世紀後半頃に作られたようですね。現在では、この南側の一部しか残っていません。

等間隔に配置された塔には、いくつもの銃眼が刻まれていました。ここから弓で、侵攻してくる敵兵を迎え撃ったのでしょうか。実際にここで戦いがあったのかも知れないと思うと、何とも不思議な気がします。

そんな場所も、今ではハトの愛の巣に。

地図では丸く写っている丘と頂上のモニュメント。手前には遊戯用の迷路も。

城壁を降りて、Dane John Garden の内側に入ります。と、木の上を何かの影が走った!?

正体はリスでした。ロンドン市内もそうですが、公園には当たり前のようにリスがいます。

街中に入り、人の多い賑やかな通りを歩きます。古そうな建築物が建ち並び、とても趣があります。

相変わらず天気は悪く小雨もぱらついていますが、誰も傘を差す人はいません。こちらでは終始天気は悪かったのですが、日本のようにザッと雨が降ることはありませんでした。

露店を物色。ベリー類が豊富なことを除けば、日本とそれほど変わらないかも?

細い路地の向こうに、ようやくカンタベリー大聖堂の入り口が見えてきました。

次号に続く。

 

イギリス取材記(4)カッスルクーム

2012年3月13日 by 「あ」の人

ちょっと間が空いてしまいました。
それにしても、まだ滞在1日目の午後ってのが何とも気の長い話です。

レイコック寺院を後にして、次の目的地カッスルクームへと向かいます。

チッペナム市内まで戻って、バスの乗り換えです。大きなターミナルがあって、たくさんの人が行き来してました。

カッスルクーム方面のバスが来るまで少し時間があったので、付近を散策。

洒落たお店を発見。英国紳士はこの寒空の下でもビールです。

あ、黒板を良く見たら “KARAOKE” って書いてあるし(笑)
本当にカラオケって国際語になってるんですね。

やたらと不動産屋が多いのも印象的でした。

 

すぐ近くにあった聖アンドリュー教会。残念ながら寄ってみるほどの時間は無し。もうバスが来ますので戻らないと。

バスに乗ってカッスルクームへ。あ、川だー。

昔のイギリスを色濃く残す村、カッスルクームに到着です。ここも僅かな観光客がいる程度で、ほとんどひと気がありません。この写真が村の中心で、一番人口密度が高かった時です。右は恐らく観光客ですが、左は地元のおじさん達が後ろのバーでこれから飲もうという体制に入ろうとしているところでしょうね。

ちなみに “Castle Combe” と書くのですが、見渡す限り城らしいものは見えませんでした。

上の方はすぐ私有地(ホテル)になっていて進めません。

ホテルと言っても、奥はこんな感じ。これから載せる写真もそうですが、短期滞在用のコテージが並んでる感じでした。もしかしたら観光シーズンには解放されているのかも知れません。

仕方ないので反対側に道を下っていきます。

美しいです…癒されます。

ちなみに、ここまでお昼を食べる機会無し。美しい景色で心は満たされても、空腹は満たされません。

ここで、少し噂に聞いていたパウンドケーキの無人販売を発見。「おおー!」とばかりに野獣が群がります。空腹と物珍しさもあって、買いあさる面々。種類が色々あるので、最初は1ポンドの一番小さいのを個別に買っていました。レモンケーキ、バナナケーキ、ナッツケーキです。そして魔の手は徐々に大型へ。

どんどん消費していると、ドアが開いてご主人らしきおじさんがケーキを補充しに来ました。変な東洋人達と思われたかも知れません。

「今新しいの焼いてるから、後でまたおいで」

おじさん、いい人です。

空腹が満たされたところで、散策再開です。

スレートで葺かれた屋根、白い石壁、きちんと手入れされたツタと、本当に趣がありますね。

レンタルコテージが多くほとんど無人だったようですが、一度だけ小さな灯りの下で本を読む老婦人が見えたことがありました。あからさまに覗いていたわけでは無いのですが、こちらに気付くと灯りを消されてしまいました。読書の邪魔してごめんなさい。

…って言うか、どの窓も覗いて下さいと言わんばかりの状態だったんですよー(言い訳)。

 

ほら、小物とかみんな外向けに置かれてるし。

クィーン発見!!

 

川も流れています。振り返って今来た道をパチリ。寄り添って歩く老夫婦がとてもステキです。

とは言え、所詮は村です。少し歩けばあっという間に何も無くなります。その端っこに建っていた立派なお屋敷で番犬にエサをあげていたお兄さんが、

「ほら、そこがもう村境だよー」

と教えてくれました。なんか道祖神みたいですね。

最初の場所に戻り(左手に無人ケーキ屋が見えます)、右手奥に見える教会に行くことにしました。

中は思った以上に荘厳です。

ステンドグラスが美しい…。

壁にも紋章やら何やらがいっぱい。その中に、この村が映画のロケ地に使われていたことも紹介されてました。

スティーブン・スピルバーグ監督の「War Horse」(邦題「戦火の馬」)。時代は世界大戦辺りでしょうか。公式サイトで、実際にこの村が使われていた様子(トレイラー30~40秒付近)も見ることが出来ます。もう上映も始まってるみたいですね。

ここでうちの社長が£20(約2500円)を教会に寄進。東洋からの観光客がそんなに寄進してくれたのでびっくりしていたみたいです。しかし、この行為が後々御利益になるとは思いも寄りませんでした。

教会も閉館し、見るところもなくなってしまったのでバス停でぼーっと暇つぶし。例のケーキ屋のおじさんは、

「バスが来るまでに焼き上がるといいな!Hehehe」

と向かいのパブに入っていってしまいました。もう飲む時間なんだ…。って言うか、間に合わなかったら一番悲しいのは確実におじさん自身なんですけど。

幸いにもバスには間に合い、我々は焼きたて熱々のケーキを手にしてカッスルクームを後にしました。

この後バースに立ち寄ったのですが、御覧の通り既に真っ暗。この日の短さが今回一番の誤算でしたね…。ついでの立ち寄りとは言え、ここも有名な町並みを見ることが出来なかったのは残念でした。街の名がお風呂の語源となった理由でもある、ローマ風呂は…まあ、私ら温泉の国の人ですし。

仕方なく夜のバース市街を散策。

観光地らしくお土産屋さんも多いのですが、軒並み閉まっています(涙)

あ、これレイコック寺院で見たロビンですね。

お菓子屋さん。ぐるぐるキャンディって本当にあったんだ!

かような状態のため、夜は何を食べたか余り覚えてません。最初の数日はコンビニでなんか買ってホテルに戻ったり、KFCだったり。
ロンドンに戻ったのも夜9時過ぎでしたし、疲れていたのでそのままホテルに戻って休息。長かった1日目がようやく終わりました。

2日目は、カンタベリー寺院を訪れます。

 

Windows8 Consumer Preview版

2012年3月9日 by 「あ」の人

3月1日に最新Windowsである、Windows8 Consumer Preview版が公開されました。こちらから誰でもダウンロード出来るようになっています。

OSについての評価は色んなところでされていますので、とにかく自分とこのタイトルをインストールしてどうなるか、Windows8対応とするなら何をすべきかを考えてみました。
ちなみに新規PCを用意するのでは無く、仮想PC上にインストールして実験しています。

テストとして「神楽幻想譚」をインストールしてみました。
途中、色々アップデートしろと言われてバックグラウンドで同時進行させたのですが、このアクションセンターのメッセージが閉じられない(汗)

インストールは問題無く完了。
デスクトップに起動アイコンも出ています。が、しかし…スタートメニューがどこにもありません。通常ならそこにも起動と、さらにアンインストールが登録されるのに。

隠しフォルダを見えるようにして、Cドライブから辿るとスタートメニュー発見。しかし中身はWindows標準のアクセサリなどしかありません(逆にこれらアクセサリは通常どうやってアクセスするのか?)。

検索しても見つからなかったので、Windows8ではインストールからアンインストールまで自前で起動手段を講じないといけないようですね(一応今でもありますけど)。 もしくは、コントロールパネルからアンインストールでしょうか。しかし、このコントロールパネルすらどこにあるのか最初は見つけられませんでした。結局、右下にマウスカーソルを持っていくことで現れるメニューにありそれ自体は難しくないのですが、OS毎にやり方を事細かく書かねばならないのは何ともスマートではありません。
うーん、インストール&起動から大変です。

ちなみにWindows8の売りであるMetro対応は最初から無視。あっちに対応すると完全にWindows8専用になってしまうようなので。

ちなみにMetro側にはこんなアイコンが出るだけ。こちらも「(ゲーム名)の起動」にした方が良さそうです。
それにしても、色々アプリをインストールするとこっちがアイコンだらけで恐ろしいことになりそうです。

こちらへの対応はインストーラーがWindows8にどう対応するかにかかりそうですね。うちは Inno Setup を採用していますがさてどうなりますか…。有名な方のISはややこしい上に重たいので、できれば戻りたくないのです。

ゲーム自体は普通に動きました。仮想PC故に重いので余り検証は出来ませんが、互換性はさほど心配しなくて良さそうです。
ただ、OSが新しくなっても DirectX はその都度インストールしなければならないようです。素のOS状態ではお馴染みのエラー「d3dx9_31.dllがみつからなかったため…」が表示されました。

他にもスタートメニューが無いことの弊害はそこかしこに見られ、これ慣れるまでは大変なんじゃ無かろうか、と思うと共に従来のWindowsがいかにスタートメニューに頼っているか再認識する結果となりました。
案外正式版では復活したりして…? デスクトップがある時点で、スタートメニューも消す理由はない気がします。

ともあれ、現時点ではWindows7を使ってる人が8に乗り換える必要性は余り感じられませんでした。やはり8が必要になるのはMetroを生かせるスレートPCを新規に買う時くらいのような気がします。
ただいずれにしても、我々は操作方法に現行のマウス、キーボード、パッドに加えてタッチパネルを追加しなければいけないのかも知れません。うーむ…タッチパネルって、マウスに似て実は全く操作性が異なるんですよね。

とまあ、今のところは作り手側にとっては期待より不安要素の方が大きい感じです。早ければ年内にも発売されるとのことなので、年末タイトルで対応するかどうか悩むことになりそうです。

イギリス取材記(3)レイコック寺院

2012年2月24日 by 「あ」の人

さて、いよいよ博物館を出てレイコック寺院(Lacock Abbey)に入ります。

しかしながら、そこに至るまでの道には数々の障害が!いや素材が!

日本では見られない、何とも可愛らしい小鳥が現れてテンションアップ。
近くでガーデニングしていた年配の女性に「あの鳥はなんですか?」と聞いてみました。

“Robin, red breasted.”

なるほど、確かに胸が赤い。正しいか分かりませんが、日本で言うコマドリになるのでしょう。こちらでは、マザーグースなんかにも登場するとてもポピュラーな鳥のようです。
ちなみにクックロビンのクックは雄という意味。
つぶれ饅頭が主人公のアニメを連想してしまう辺り、歳を感じます。

寺院に続く道を歩いて行きますが、すでに周りは素材の宝庫。

見上げれば何者かが枝から見下ろしていそうな木々。

絶対夜には歩きたくありません。

そんなこんなの内に、レイコック寺院が見えて参りました。

入り口は意外とささやか。
まるで裏門のようですが、それでも意匠にセンスを感じます。

左手には別の入り口があって駐車場になっているのですが、車がいっぱいで無粋なので割愛。

その時、反対側にある教会ぽい塔から鐘の音が聞こえて来ました。丁度正午ですね。

残念ながら食事が出来そうなところは無いので、空腹のまま取材続行です。ちなみにこのパターンは2日目以降も続きます…。

正面エントランス。堂々たるものです。
但しここからは入れません。

ぐるっと周りを観察。裏庭も綺麗に整えられています。遠くの風景とのマッチングがステキですね。

そこで見かけた木も堂々たるもの。
足下に小さな注意書きがあって、これがまた洒落てます。

I AM AN OLD TREE. PLEASE ENJOY ME FROM SAFE DISTANCE.

訳は画像クリックで。

それでは、早速中に入ってみましょう。
入り口がまた何とも慎ましやかです。

石造りの見事な廊下。
ここも映画ハリー・ポッターの撮影に使われたのでしょうか。

あ、この中庭はなんか見たことある気がします。

これは、まさか「炎のゴブレット」!?
…じゃないですね。でも、実際に使われていたもののようです。

おや、奥に何か見えますね。

どうやら、撮影に使われたのは第一作と第二作のようですね。
2月撮影ですから、ほぼ同じ時期に撮られたようです。

回廊に沿って、多数のフラワーボールなどが並べられていました。

昔はここで多くの修道士達がお務めしていたのでしょうか。
恐らく、今でも日曜には礼拝など行われるのでしょうけれど。

ここは何をする部屋なのでしょう…謎です。

見所はたくさんあったのですが、さすがに全てご紹介しきれないので一端寺院を出て隣の駐車場に。

こちらが居住区だったのかも知れませんね、

古本屋さんぽい店が軒を構えていました。入り口外の棚は「1ポンド均一」となっており、日本の「100円均一」と全く同じだったのについ笑ってしまいました。

ちょっとわかりにくいかも知れませんが、この建物も含めて家々の屋根は瓦のようなもので葺かれています。もちろん日本のような焼き物ではありません。スレートと呼ばれる石瓦で、元から薄く剥げやすい性質を利用しているようです。

最近流行りのタブレット端末なんかも、スレートPCと呼ばれてますね。

寺院を後にし、再びレイコックの街へ。

さすがにここまで人気が無いと、寂しい限りです。

ただ、この後訪れたどこでもそうだったのですが、犬を連れて散歩されている人はよく見かけました。みな、紐も付けないで放された状態だったのが印象的でした。きっと犬たちのストレスも無いのでしょうね。

無人販売を含めたちょっと面白そうな店が並んだ脇道を見つけたのですが、残念ながらバスの時間が近づいていたので断念。

ここからバスで、次の目的地カッスルクームへと向かいます。

映像的に得るものは多かったのですが、英語の拙さ故、歴史、文化面についてはあまり知ることは出来ませんでした。もっとも、それらについては2日目以降で圧倒されることになります。

いやもう凄かったのですが、それはもう少し後で。

イギリス取材記(2)ロンドン~レイコック

2012年2月17日 by 「あ」の人

さて、一夜明けて本格的に取材開始です。
本日は中世イギリスの景観や雰囲気をそのままに留めていると言われるコッツウォルズ(レイコック、カッスルクーム)を訪れます。

とは言え、まずは腹ごしらえから。

よくイギリスに美味いものなしとか、パンと紅茶は安心だから朝食だけ一日三食食べていれば大丈夫とか事前調査のウワサは散々だったのですが、ひとまず期待通り(?)ホテルの朝食はとてもいい感じでした。紅茶、コーヒーともポットで出て来ますし、パンも写真のバイキング形式以外にウェイターさんが薄切りタイプの焼きたてを持ってきてくれました。

まずは地下鉄でパディントン駅まで移動。写真だと小さく見えますが、駅の中はとてもとても広いです。

少し時間があったので外をプチ観光。写真のパトカーに注目。

警察犬ってのも面白いですけど、空調完備って何なんでしょうね?

駅前の大通りです。写真ではとても静かな落ち着いた雰囲気ですが、実際にはもっと人通りが多く、例の2階建てバスもひっきりなしに通ってました。

そうこうしているうちに時間が近づいてきたので、プラットホームを確認して向かいます。

こちらの列車チケットは早めの予約や早朝深夜を選ぶことで安くなる特徴があります。 なんか飛行機みたいですね。

シートの上にカードが付いているのは、予約席と言うことです。このカードが無い席は自由に座っていいのですが、結構間違えるようで我々の予約した席に他人が座っていたりすることがよくありました(説明して他の席に移って頂きました)。

他に日本と違う点として乗車口の扉が手動です。

こんな(→)感じで窓も開けられるようになっており、駅に着いたらここから手を出して自分でロックを解除し、ドアを開けて降りなくてはなりません。
さすがに走行中はロックされているのでしょうけれど。

ここから約1時間ほどかけてチッペナム駅まで行き、そこからバスやタクシーなどでの移動になります。

国土面積は日本とそれほど変わらないはずですが、とにかく山がありません。どこまでも草原が続いています。

チッペナム駅に到着。
ほとんど人影はありませんが、シーズン中は観光客で賑やかになるのかも知れません。
レイコック方面行きのバスがよくわからなかったのですが、運良く奥に見える大型タクシーを捕まえることが出来ました。

10£(10ポンド:約1200円)でいいよんと交渉成立。一路レイコックへと向かいます。

しばらくして無事レイコック(またはラコック)に到着。周りの建物ががらりと変わります。

まるで童話に出て来そうな建物ばかり故に、自動車がもの凄く無粋に見えてしまいます。

さあ、ようやく取材開始です。

パチリ。ここはレストランのようです。

パチリ。いい家ですね!
ベンチもいい味出してます。

パチリ。おや、これは…?

どうやら、薪の無人販売のようです。
日本でも田舎に行けば野菜の無人販売とかありますが、暖炉に使うのでしょうか、薪ってところが面白いです。

一袋1ポンド(約120円)。
他にも、お手製グッズ(人形とか色々)とかの無人販売があちこちにありました。

やはりオフシーズンだからでしょうか。ほとんど人通りがありません。
しかし我々にとっては実に好都合!
パシャパシャと撮りまくります。

おや、向こうから近づいてくるのは…?

 天使キター!? (゜▽゜)

テンション上がってパシャパシャ撮りまくるスタッフ(自分含む)。
もちろん許可は頂きました。

最初はこう言うアトラクションなのかと思ったのですが、 それにしては保護者の方が居ない…って言うか馬を引いている女性が保護者と考えるしか無い。つまり日本でお母さんが普通に自転車で子供を送り迎えしているように、こっちでは馬に乗せるのが普通ってこと!?

女性の胸の紋章も気になりますが…うーん、ちゃんと聞いておけば良かったです。

彼女たちに別れを告げ、再び写真撮影に戻ります。

今回、こんな感じの写真も大量に撮りました。
真正面から、壁とか地面の石畳とか。

こんなもの何に使うのかって?
もちろん、建物を3Dで作った時とかのテクスチャ素材です。

レイコック寺院には、ここから入ります(公式案内)。
危うく見逃すところでした。

後ろ姿はガイドさんと、うちの社長。

入ってすぐはお約束のお土産屋さん。
奥の扉がレイコック寺院に続く方角で、チケットを買う必要があります。


反対側は、フォックス・タルボットという人のミュージアムになってました。

アンティークカメラやそれで撮られたとおぼしき写真がたくさん展示されていましたので、写真家だったのでしょうか。
っと調べてみたら、やっぱりそうでした(wiki)。

建物を出て、レイコック寺院へと向かいます。
もう、この辺の木々とかからして雰囲気ありすぎです。

レイコック・アビー(寺院)が見えてきました。
ここは、映画ハリー・ポッターシリーズの撮影にも使われた場所でもあります。

ちょっと長くなってしまいましたので、寺院についてはまた項を改めますね。 次回は寺院の写真をたっぷりとお届けします。

しかし、この後カッスルクームもあると言うのに…。
1日分書くのにに3、4項も費やしてたら、帰国する頃には(30)とかになってそうです。
牛歩の歩みではありますが、よろしくお付き合いください。

イギリス取材記(1)

2012年2月14日 by 「あ」の人

去る1月24日から8日間、CGスタッフを中心とした6人のメンバーでイギリスに行って参りました。来年夏に発売を予定しているタイトルの取材及び素材集めが目的となっています。

かつて世界の大半を支配し、産業革命を起こし、そして我が国と同様に長い歴史のある王室を持つ英国。その偉大な国で自分たちの見てきたものを確認する意味も兼ねて、5000枚以上の中から厳選した写真と共にご報告して参りたいと思います。

まずはイギリスの基本的なことから。
正式な国名はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国。イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる4つの国で構成される立憲君主制国家です。

皆さんがイギリスとして認識しているグレートブリテン島にイングランド、スコットランド、ウェールズがあり、その西にあるアイルランド島のちょこっと北の部分だけが北アイルランドとしてここもイギリス領となっています。

今回訪れたのは、イングランドの首都ロンドン、そしてスコットランドの首都エディンバラ。両国はイギリスとして統合されるまでブリテン島の覇権を争ってきた間柄であり、その歴史は長さもさることながら実に濃いものとなっています。血統だったり、血塗られてたり。
それでは、日本を旅立ち12時間の空の旅から始めることにしましょう。

ってか、12時間きつい!
プレミアエコノミーとかいうちょっといいシートだったので、エコノミーだった一昨年のイタリア組よりは楽だったはずなのですが、やはり退屈は大敵です。眠れれば良かったのですけど時間的にも難しく、痛むお尻の位置を変えながらひたすら悶々と過ごしました。コンセントがあるので、携帯ゲーム機とかしてるのが一番ですね。
ちなみに、帰りは空席の都合かビジネスクラスに強制グレードアップ。ぐっすり眠れて実に快適でした。

日本とイギリスの時差は9時間。この場合日付変更線に近い日本の方が早くなります。太陽を追いかける形になるため、移動時間は12時間ですが周りの時間は3時間しか経っていないことになります。
もちろん、日本に戻る時は逆に12+9=21時間かかることに。プチタイムスリップですね。

そして無事ヒースロー空港に到着。さすがにみんな疲れてるというか余裕も無く、写真が全然ありません。お迎えに来てくれたツアーのお姉さんに案内され、車で一時間ほどのロンドン市内のホテルに向かいます。実は飛行機が整備の問題か何かで大幅に遅れ、着いた頃には日もとっぷりと暮れておりました。

しかしながら車でHPも回復したスタッフ達。早速夜のロンドンに飛び出していきます。

ロンドンと言えば、2階建てバス!
いやもう、それが多いのなんのって、写真を見て頂ければ分かるように大量に走ってます。全部2階建て。しかも24時間!!
路線が蜘蛛の巣のように市内を巡っており、どこへ行くのかバスの番号で見ないといけないので慣れてないと大変ですね。

ちなみに今回大活躍したのが、iPhone 標準のマップ。有り体に言うと Google 先生です。
目的地を日本語で入力すると(大英博物館とかビクトリア駅とか)、このバス停まで歩け、何番のバスに乗れ、あと何分で発車だぞとか全部教えてくれる。しかもリアルタイムでどんどん変わっていくし(これは不便なことも)。
ロンドンのWifi環境は悪くないと聞いていましたが、さすがにどこでも繋がるわけも無し。日本を発つ時にレンタルしたモバイルルーターも大活躍でした。ただ、バッテリーが2、3時間しか持たないのが…。

それにしても、こんなの(→)がその辺にゴロゴロしてます。さすがは石の町。築100年200年は当たり前と言ったところでしょうか。

写真ではわかりにくいですが、道と建物の間が必ず掘られていて(柵の向こう)、そこから地下一階の窓が見下ろせます。地下にありながら採光も考慮されているという、なかなか素晴らしい構造と言えますね。

霧の街ロンドンと言われますが、予想していた雪も雨もありませんでした。しかしながら路面は常に濡れている感じ。日本のようにざっと雨が降るのでは無く、しとしと降っている状態が通常なのでしょう。日本みたいにゲリラ豪雨とかあったら、地下の部屋とか大変なことになりそうですし。

大寒波に見舞われているヨーロッパ大陸と異なり、今年のイギリスは暖冬なのだそうです。実際、かなり暖かいと感じました。帰国した後の日本の方がよっぽど寒かったですね。

鉄道についても触れておきましょう。ロンドン市民の重要な脚となっているのは、やはり地下鉄です。

こちらでは御覧の通り UNDERGROUND と呼ばれ、 SUBWAY とは呼びません。アメリカで言うところの地下鉄、 SUBWAY はイギリスでは地下道を指します。ちなみに、別の SUBWAY は街の至る所にありました。

イギリスの地下鉄はチューブと言う愛称が示す通り、天井の円い列車が、これまた天井の円いトンネルをくぐり抜けるように走っています。列車と天井の隙間、擦れそうなくらいにもの凄く狭いです。かなり利用者も多く、またホームも狭いので思うように写真が撮れませんでした。実際にどんな姿をしているかはwikiを御覧下さい。愛称にもご納得して頂けるかと思います。

あれ、wiki だとアンダーグラウンドとチューブも別物になってますね。うーん、なんかいい加減で済みません。

こちらにもコンビニの類は大量にあります。写真とは違いますが、特に多かったのは TESCO と言うお店でした。

値段は、円高の今で日本と同じくらいの感じでした。ただフルーツなど一部の食品は圧倒的に安かったです。ブドウとか、とても美味しかったですよ。

もう遅い時間でしたので、コンビニで適当に軽いものを買ってホテルに戻り、休みました。本当は夕方には着いて、軽くロンドン市内を観光する予定だったのですが、まあやはり疲れていましたので良しとしましょう。

さて、明日のロンドン1日目は、コッツウォルズ地方(レイコック、カッスルクーム)を見て参ります。

 

イギリス取材旅行に行って参りました

2012年2月1日 by 「あ」の人

去る1月24日から一週間、CGスタッフを中心とした6名でイギリスに取材旅行に行って参りました。
主目的は来年の夏にリリースを予定しているタイトルのためのものですが、今夏のタイトルにも活用する予定です。つまり、どちらもイギリスを舞台、あるいはイメージしたタイトルと言うことですね。
昨年は「時を奏でる円舞曲」のためにやはりCGスタッフがイタリアに取材に行きましたが、今回は美術面だけでなくイギリスの風土や歴史面などもより深く知る目的で臨みました。正直、行く前は何から手をつければ良いのか分からない状態でしたが、やはり実際に見るとその凄まじいまでの歴史に圧倒されてしまいました。

ご存じの方も多いと思いますが、イギリスは正式名称を「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」とし、4つの国から構成されています。
イギリスの大半を占めるブリテン島にイングランドスコットランドウェールズの3つの国があり、海を挟んでアイルランド島の北に北アイルランドがあります。こちらの地図がわかりやすいです。
私なんかも幼少の頃はイングランド=イギリスとか思っていましたが、イギリスの方に向かってイングリッシュ(英語ではなくイングランド人)と呼ぶとイングランドの人も含めて快く思わないのだそうです。ブリティッシュと呼べばOKだとか。んじゃ北アイルランドの人はどう呼べば良いのだろう?

それはさておき今回は、このうちイギリス並びにイングランドの首都ロンドン、そしてスコットランドの首都エディンバラを訪れました。
1000枚単位で大量の写真撮影も行われましたので、そちらの整理が出来ましたら改めて詳細のご報告などしたいと思います。

コミケグッズのサンプル

2011年12月14日 by 「あ」の人

コミケで販売されるグッズのサンプルが届きました。
どれもいい感じです。
ブランケット、もっふもふ!

でぼの巣製作所 イベント情報

 

絵馬

手拭いブランケット